選挙速報システム
選挙結果の集計・公開に関する一連の作業をサポートし、正確かつ迅速な情報公開を実現します。

システムの概要

各種選挙の結果は、有権者に対して正確かつ速やかに公開されることが求められています。 選挙速報システムは、選挙結果の集計・公開に関する一連の作業をサポートし、正確かつ迅速な情報公開を実現します。
  • 【事前準備作業】
    ・選挙区・開票所・候補者等の選挙情報のセットアップ
    ・選挙当日に出力するテロッパー画面のレイアウト・放送順等の事前編集
    ・テスト環境による事前トレーニング・リハーサル

  • 【開票結果の収集・分析・集計作業】
    ・オペレータ入力の他、携帯入力、選挙管理委員会提供データ(CSV)の一括取り込みによる開票
      結果入力
    ・開票率、出口調査、独自情報を利用した当確シュミレーション

  • 【当確判定処理、開票結果の公開・キー局へのデータ送信】
    ・当確判定サポート機能
    ・OA送出
    ・インターネット公開
    ・キー局へのデータ送信

選挙速報システムの特長

  • 多彩な入力方式により得票情報をスピーディに反映
    得票数は、オペレータによるシステムへの情報入力の他、携帯電話からも入力できます。 その為、開票所で得票状況がわかり次第、その場で情報を反映することができます。
    また、選挙管理委員会が発表する得票結果(CSVファイル)を一括で取り込む機能もあるため、スピーディに情報を反映することができます。

  • 独自の計算方式により当確判定をサポート
    過去の実績に基づく独自の計算方式により当確情報を通知し、より正確に当確判定をサポートします。

  • プレイリストによる安心オンエア
    得票状況・結果を放送する順に送出イメージを(トリキリ・L字スーパー等)をサムネイルで指定し、プレイリストとして予め登録することができます。
    また、プレイリストの内容は送出操作を行う画面内でOA画面、NEXT画面 (※次のOA画面)を確認することができるので、慌しい選挙当日でも安心して放送することができます。
    なお、付属ユーティリティソフトを利用することにより、放送画面のイメージ(色、配置、文字装飾、送出効果等)を自由に編集することもできます。

  • プレイリスト編集・操作画面

    付属ユーティリティソフトによる画面イメージ編集
  • マルチコンテンツ対応
    開票状況や結果についてはテレビだけではなく、パソコンサイトや携帯サイトにもタイムリーに反映します。


  • テスト環境を利用した事前の操作トレーニング・リハーサルも可能
    前回の選挙から次の選挙まで期間が空くと、細かな操作がうろ覚えになりがちです。また、選挙の度に初めて操作する方も少なくありません。この選挙速報システムでは、過去の選挙や今回用に準備したデータをまるごとテスト用にコピーできますので、トレーニングやリハーサル用の環境を簡単に作成することができます。

ご利用イメージ









得票入力には、オペレータによるシステムへの入力、携帯電話からの入力、選挙管理委員会発表データ一括取り込み、の3つの方法があります。それぞれ入力されたデータに対しては強固な入力チェックを行っており、人手で再確認せずにそのまま放送することが可能です。
得票入力画面(パソコン)

画像をクリックすると拡大表示されます

得票入力時には数値の妥当性をチェックし入力ミスを防ぎます。 以下に主なチェックの一例を紹介します。

  • ・前回更新時点と今回更新時点での得票数の比較
  • ・各候補者の得票数の合計と候補者全体での得票数の比較
  • ・確定投票者数と得票数合計との比較
  • ・投票者数と開票率をもとにした得票数の妥当性チェック

得票数の集計単位は「選挙区」「市区郡」「都市部」「沿岸部」など、自由に開票所を組み合わせて設定することができます。
得票入力画面(携帯)


携帯電話からの入力でも、パソコンを通じた得票入力と同様の入力チェックを行います。

なお、携帯電話からシステムへ接続する場合、ID・パスワード入力による認証機能の他に各携帯端末固有の製造番号認証を行う為、セキュリティー面でも安心してご利用頂けます。
当確判定画面では、選挙区や集計ブロックとその開票所を自由に配置し、状況を一覧表示することができます。
※通常Webシステムではページを手動更新することで情報が最新の状態に切り替わりますが、この選挙速報システムでは自動的にリアルタイムで情報が更新されていきます。

得票集計が進んできたら、当確判定の材料となる各種詳細情報を確認し、当確判断・処理を行います。
なお、この選挙速報システムでは計算上、当選が確実になった候補者が存在した場合には、画面上にマークが表示されます。
当確判定画面1(当確判定一覧)


得票入力があった選挙区名や開票所名は自動的に赤色で表示される為、更新箇所を一目で確認することができます。また、独自計算上、当選が確実となった候補者が存在した時は得票状況にマークが表示されます。

各選挙区の詳細な状況を確認したり当確判定を行う場合は、当該選挙区名や開票所名をクリックすることにより詳細画面に移ります。


当確判定画面2(当確判定詳細)

画像をクリックすると拡大表示されます
当確判定詳細画面では、推定得票数のボーダーラインやトップ差、次点差、各種シュミレーション値などが表示されます。

計算上、当選が確実となった候補者については赤色で表示されるため、詳細画面に表示されている情報から最終的な判断を行い、当確処理を行います。

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